今日は、先物取引のルール変更についてお話します。
東京商品取引所は、政府と一緒になってアジアの開かれた先物市場の
リーダー的存在であり続けるために、国際的なスタンダードで
取引することができる市場に変身すべく、24時間取引できる市場への
移行を2009年から進めています。
2009年から段階的に取引時間を延長してきて、今では23時まで
取引できるようになりました。それが、いよいよ最終段階に
入ってきたようです。
2011年1月から、取引ルールが大きく変わります。
大きな変更点は、証拠金が「SPAN証拠金」となることです。
SPAN(スパン)とは、『 The Standard Portfolio Analysis of Risk 』の略で、
米国のCMEが開発したリスク対応の証拠金計算を行うためのシステムのことです。
以下は日本商品清算機構(JCCH)の見解です。
日本の商品先物市場では、これまで独自の証拠金制度で
行われてきましたが、内外の証拠金制度との整合性を図り
且つ投資家の方々にとっての簡明性と利便性を向上させるために、
この度、清算機関である日本商品清算機構(JCCH)が
制度変更することになりました。
SPANでは、保有するポートフォリオ(先物・オプション取引口座)から
生じるリスクに応じて証拠金を計算するので、
(1)限月間ポジションのリスク相殺
(2)先物とオプションのリスク相殺
(3)異なる商品間のリスク相殺
が可能となります。
このため、一般的には、個々の商品に対して個別に証拠金を
設定する場合に比べて、ポートフォリオ全体に対する証拠金所要額は
減少するものといえます。
必要証拠金額を減らすことができる反面、
◇仕組みが複雑である
◇一枚当たりの証拠金が分かりづらい
といった特色があり、特に複数銘柄の合成ポジションを
取るような場合に、トータルの証拠金金額が
直感的に分かりづらいということのようです。
実際に、どのように変わるのかは、よく分かりません。
取引会社によって運用の仕方が違うようです。
以前から言っているように、先物取引のルールが
大きく変わり、最終的には、FXに近い形になっていくと考えています。
この機会に先物取引からCFD取引に移行するいい機会だと思います。
と言っても、金CFDを扱っている会社が少ないのも事実です。
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