大きなトレンドを掴んで投資を始めることが出来れば、それだけでまず利益を上げる可能性を手にしたことになります。大きなトレンドを掴んでいるので、負ける可能性が低くなります。しかし、実際には大きな流れの中でもトレンドは小さな変化を繰り返しながら変化をします。
商品投資の場合を考えてみましょう。実際に先物投資をする場合、いつエントリーしても儲けることができるのかというとそんなことはありません。もちろん右肩上がりであることが分かっていれば、ドルコスト平均法(毎月定期的に同じ金額だけ購入してゆくと、購入する金の価格が高い時には少しだけ、安い時にはより多くの金を購入することになり、平均買付けコストを引き下げる効果があります。この投資方法をドルコスト平均法と呼びます。)のような投資方法を使えば、必ず利益を上げることができますが、単純に売買するのであれば、大きなトレンドの中にいても小さなトレンドを捉まえて取引しないと利益を上げるどころか損することになってしまいます。たとえ損をしなくても、下がった後価格が再び上がってくるまでの間辛抱して待たなければなりません。辛く長い忍耐の期間です。私も金投資を始めた頃は、なぜ上がらないのだろう?早く上がって欲しいと願いながら、辛く長い忍耐の期間を何度も過ごしました。
そういう経験を何度も経験したことによって、トレンドの捉え方を勉強するようになりました。メリマンのサイクル理論やエリオットの波動理論、そしてテクニカル分析などです。そのおかげで今ではかなりの精度で小さなトレンドを捉えることが出来るようになりました。おかげさまで、投資のパフォーマンスは驚くほど上がりました。そして、まず大きな損をすることはほとんどありません。といっても、これらの理論ですべてのトレンドを把握することが出来るわけではありません。
相場の流れを知らない初心者や経験の少ない投資家は、市場のムードや○○万円儲けたいという願望で売買する傾向があります。私も、始めた当初はここで買えば○○万円儲かりそうだからというような動機で売買をしていました。今考えれば、まったく考えられないぐらい無謀な行為を繰り返していたように思います。そんな投資を続けていれば、当然利益を上げることなどできるはずもありません。もし、できたとしても単なる運でしかないのです。たまにまぐれ当たりすることもありますが、利益を上げ続けることは不可能です。投資で利益を上げ続けるためには、それなりの努力を続けなければなりませんが、できるだけムダな努力をしないためにも、大きなトレンドを捉えることと、小さなトレンドを捉える努力が必要です。中でも小さなトレンドを捉えるためには、テクニカル分析手法の勉強が必要です。すぐには使えないと思いますが、試行錯誤を繰り返せば、とても強力なツールになります。
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