先物取引のルール-その2は、取引の限月について説明します。
先物取引では、銀行の預金や株式の売買と違って、取引に期限があります。取引の対象となっている商品を実際に売り買いの契約に基づいて受渡しをする期日が6ケ月後、1年後という具合に決められています。これらの契約を履行する最終期限の月を「限月」といいます。
限月は商品によって違いますが、どの商品でも決済されていない契約(未決済の取引。これを「建玉」といいます。)は、商品取引所が定めている各限月ごとの最終立会日(これを「納会日」といいます。)までに転売または買戻しによって差金決済をするか、現物を引き取るための現金決済をして、取引を終了しなければなりません。
金の場合、12ケ月以内の偶数月となっています。このブログを書いている2008年4月時点で、実際に取引できるのは、2008年4月、6月、8月、10月、12月、2009年2月の6つの限月です。限月が8月の金を売買すると、2008年8月の納会日までに決済しなければなりませんが、限月が2009年26月の金を売買すれば、来年の2月の納会日までに決済すればいいことになります。
商品取引所での商品の出来高をご覧になった方は分かると思いますが、決済期間に余裕のある限月、この場合限月が2009年2月が最も出来高が多いようです。誰でも、余裕を持って投資をしたいという思いがあるからだと思います。
出来高が多いということは、それだけ売り買いされるということですから、皆さんが先物取引をする場合には、できるだけ先の限月の物を選びましょう。出来高が少ないということは、売買が成立しないこともありうるということになります。売りたくても売れない状況だけは作らないように注意しましょう。
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